
個人輸入ってなに?簡単?安全?仕組みを知って性病の治療薬をネットで買おう!
- ざっくりまとめると
- 個人輸入は自分が使う用に海外から品物を輸入すること。代行業者に頼めば通販と同じ感覚でできる。
- 個人輸入を利用すれば病院に行けなくても薬が買える。プライバシー保護と費用面のメリットも!
- 個人輸入には安全面のデメリットも!リスクをしっかり把握することが大切。
「カンジダにかかったけど忙しすぎて病院に行けない!」
「風俗でクラミジアを移された!病院に行くのは恥ずかしい……」
「ヘルペスがすぐ再発する!常備薬があればいいのに」
そんな人の助けになるのが「個人輸入」です。個人輸入を利用すれば、病院に行けなくても薬を買うことができます。
「個人輸入ってなんのこと?」「輸入って聞くとなんだかめんどくさそう」「難しそうだからやめておこうかな……」なんて思う人もいるのではないでしょうか?
そんなに難しく考えなくても大丈夫!個人輸入は、通販サイトで商品を買うのとそれほど違いはありません。この記事では、個人輸入の意味や仕組みについて解説します。
個人輸入ってなに?

輸入と聞くと、貿易会社や専門業者がするような印象ですが、実は個人でも行うことができます。個人輸入は、その名の通り、個人が自分で使うために海外から品物を輸入することです。海外の通販サイトで商品を購入し、現地から日本まで送ってもらうのも、一種の個人輸入といえます。つまり「薬を個人輸入で買う」と「薬を通販で買う」は、同じ意味と考えてよいでしょう。
輸入にもいろいろ種類がある
一口に輸入といっても、誰が、何の目的で輸入するかによって呼び方が変わります。個人が商売(転売)のために輸入を行う場合は「小口輸入」という扱いになります。企業などの法人が、商売を目的に輸入を行うのは「法人輸入」です。輸入の形式によって、関税の額が変わります。ちなみに、個人輸入では関税はかかりません。
個人輸入で薬が買える!代行サイトをつかえば英語ができなくても大丈夫

個人輸入を利用すれば、病院に行かずに薬を購入できます。
性病の治療薬は、国内では基本的に市販されていません。しかし、海外の通販サイトでは、そうした薬も販売されています。
「 海外のサイト なんて見ても英語わからないし……」
という人も安心してください。個人輸入で薬を買うとき、購入に必要な手続きを代わりに行ってくれる「個人輸入代行」というサービスがあります。
海外の通販サイトの文章は、当然ながら外国語で書かれています。当然、注文も外国語、支払いは外国通貨を使う必要があります。そのため、ハードルが高いと感じる人は少なくないでしょう。
個人輸入の代行業者は、手数料を支払うことで、海外の通販サイトでの手続きを代わりにやってくれます。つまり、普通の通販サイトを使うのと同じ感覚で海外の薬を買うことができるのです。
薬の個人輸入はどこでできる?
薬の個人輸入の代行サービスは、ウェブサイト上で行うことができます。通販サイトのような見た目で、性病の治療薬だけでなく、ED治療薬や低用量ピルなども扱っています。

参考サイト:【公式】あんしん通販薬局|医薬品ネット販売(薬通販・個人輸入代行)
Amazonや楽天で通販するのと同じように、欲しい商品をクリックし、氏名や住所といった必要事項を記入するだけで手続きは終わりです。あとは代行業者が自分の代わりに海外サイトと取引きしてくれます。
個人輸入の代行は、「英語がわかる人に代わりに注文してもらう」くらいに考えてよいでしょう。
個人輸入のメリット

個人輸入を利用すれば、簡単に薬を買うことができます。個人輸入で薬を買うメリットについて見ていきましょう。
メリット1病院に行かずに性病を治せる
個人輸入なら、ネットで注文するだけで自宅に薬が届きます。薬をもらうために、病院で処方を受ける必要がありません。そのため、忙しくて病院に行く時間がない人も病気を治療できます。
メリット2誰にもバレずに治療できる
薬の個人輸入代行サービスでは、中身がわからないよう梱包してから自宅に送ってくれます。
また、自宅ではなく、郵便局やコンビニでも受け取りができるサービスを行っているサイトもあります。
そのため、家族や友人、パートナーに、性病の治療薬を買ったことを知られる心配はありません。
メリット3まとめ買いすると安く買える
個人輸入代行サイトでは、まとめ買いすることで価格を割引してくれるサービスがあります。薬によっては、価格が20%、30%と割引されるものもあります。病院ではそういったサービスはありません。まとめ買いで薬を安く買うことができるのは、個人輸入のメリットといえるでしょう。
個人輸入のデメリット

個人輸入はさまざまなメリットがある一方、デメリットとして安全面のリスクもあるので注意が必要です。
デメリット1自己診断で治療するとかえって悪化するかも
病院に行かず、自分で病気かどうか判断して薬を飲むと、治療に失敗する可能性があります。
性病の中には、違う病原体でも、似たような症状が出る場合があります。クラミジアと淋菌が代表的な例です。「尿道が痛いから性器クラミジアかも!」と思ったら実は淋病で、せっかく薬を買ったのに効果がなかった、ということが起こる可能性があります。その場合、治療が遅れ、症状が悪化してしまう恐れがあります。
デメリット2悪質サイトや偽造品が存在する
個人輸入代行サービスの中には、悪質なサイトもあります。こういったサイトを利用してしまうと、お金を騙し取られたり、 偽造品の薬が送られて、重い健康被害に遭 ったりする恐れがあります。
デメリット3トラブルが起こったら自分で対応しなければいけない
個人輸入で起こったトラブルは、自己責任となります。個人輸入の代行サービスが行うのはあくまで「代行」であり、商品を買ったのは自分という扱いになります。そのため、商品が届かない、全然違うものが届いた、といったトラブルが起こった場合、自分で海外のサイトに連絡し対処しなければいけません。
個人輸入って合法?それとも違法?

薬の個人輸入についてインターネットで検索すると「薬の個人輸入は違法」と書かれているウェブサイトを見ることがあります。
薬の個人輸入には法律に違反するケースと違反しないケースがあります。違法な個人輸入と合法な個人輸入について見ていきましょう。
違法なケース1輸入した商品を消費者に転売するのはNG!
輸入業者が、海外から商品を購入した薬を消費者に転売するのは違法です。薬品の転売は薬事法で禁止されています。
違法なケース2薬の広告を出して輸入の依頼を募るのもNG!
国内で未承認の薬は、広告を出すことが禁止されています。広告や商品リストを作って宣伝している業者も違法にあたります。
合法なケース手続きの代行のみをおこなう業者ならOK!
薬の個人輸入で合法なのは、業者が手続きの代行のみおこなうケースです。正当な通販サイトの場合、業者が商品を輸入して転売したり、薬を広告で宣伝したりしません。個人輸入サイトが行うのは、個人輸入に必要な手続きの代行のみです。この形態でやっているサイトなら違法ではありません。
厚生労働省のホームページでは、違法な個人輸入と合法な個人輸入について解説があります。詳しく知りたい人はそちらもご覧ください。
まとめ
個人輸入とは「自分で使うことを目的に海外から商品を取り寄せること」です。個人輸入を利用すれば、国内では病院でしか扱ってない性病の薬を、海外の通販サイトで購入できます。
個人輸入を利用して薬を買えば、病院に行く手間が省ける、性病になったことが周りに知られずにすむといったメリットがあります。一方、病院で診察を受けるよりも安全性は下がります。また、悪質サイトや偽造品に注意しなければいけません。
個人輸入で薬を買うときは、メリットとデメリットを把握し、安全なサイトを選ぶように気をつけましょう。