
正しく使ってクラミジア治療!ジスロマックの飲み方
クラミジア治療の第一選択肢!ジスロマックの飲み方
ジスロマック(一般名:アジスロマイシン)は、クラミジア感染症の治療に最も有効な医薬品とされています。
ジスロマックは、その効能から海外では利用者が多かったのですが、日本でもジスロマックを利用する人は増えているのです。
クラミジア治療の投与方法
クラミジア治療でのジスロマック錠の飲み方ですが、成人の場合は、1000mgを1日1回服用するだけです。ジスロマック錠250mgなら、4錠分を一度に服用します。ジスロマックSR(成人用ドライシロップ2g)なら、1瓶を1回だけ服用します。
ジスロマックは空腹時に最も効果を発揮します。食後にジスロマックを服用する場合は、食事から2時間以上の間を空けましょう。またジスロマックを飲んだ後は、2時間以上は食事を控えるようにしましょう。
ジスロマックは、クラミジアによく効く薬ではありますが、用法、用量を間違えるとトラブルが起こる可能性があります。必ず医師から言われた用法、用量、飲み方を守り、正しく利用することが大事です。
他に服用している薬がある場合は、必ず医師に報告してから服用を始めるようにします。アレルギー体質の人も、医師に服用の確認をすることが大事です。
歯周病治療の救世主!ジスロマックの飲み方
ジスロマックに含まれる成分・アジスロマイシンは、歯周病菌のひとつであるスピロヘーターや歯肉アメーバの原虫など、歯周病嫌気性菌を殺菌する効果も期待されています。
歯周病治療の投与方法
歯周病の治療に用いられるジスロマックには、錠剤とドライシロップがあります。
ジスロマックの飲み方、用法と用量は、ジッスロマック錠であれば、成人で1日1回につき500mgを服用します。これを3日間継続して服用します。3日間の合計は1.5gです。ドライシロップであれば、アジスロマイシンとして2g。瓶に水を入れて、1日1回、空腹時に経口服用します。
医師の指示に従って、飲み方の用法と用量をしっかり守りましょう。
小さなお子さんでもOK!ジスロマック細粒の上手な飲み方
ジスロマック細粒(小児用10%)は、口やのど、扁桃腺の炎症、呼吸器の感染症や中耳炎の治療に処方される薬です。咳が出る風邪の症状でも処方されます。
ジスロマック細粒は、患者がお子さんでまだ小さい場合、錠剤がうまく飲み込めない場合などに出されます。
小児に投与する量の目安
1回に飲むジスロマック細粒の量は、お子さんの体重1kgあたり10mgが目安になります。
体重が15kgから25kgのお子さんであれば、ジスロマックの目安量は200mg。以後、26kgから35kgなら300mg。36kgから45kgなら400mg。体重46kg以上のお子さんなら500mgです。
1日1回の服用を3日間続ければ、その後は1週間ほど薬の効果が続きます。
苦いジスロマックでも飲める工夫
味の感じ方に個人差はあるものの、ジスロマックはかなり苦い薬だという評判が多い薬です。
飲み方を上手に工夫することで、小さなお子さんでも無理なく飲むことができます。
薬を飲むときにそのまま水やぬるま湯に溶かすのではなく、普段から飲んだり食べたりしている食品に混ぜてあげましょう。
苦さが倍増!?混ぜる食品に注意!
このときに注意したいのが、ジスロマックを混ぜる食品によっては、水よりも苦味が増して飲みにくくなるということです。せっかく混ぜて飲みやすくしたと思っても、食品を間違えば、お子さんはもっと薬嫌いになってしまいます。
ジスロマック細粒を混ぜると苦味が軽減される食品、混ぜると逆に苦味が増す食品をまとめました。食品によっては薬を単独で飲むよりも苦くなるものもあるので注意しましょう。
ジスロマックを混ぜると苦味が軽減される食品
- バニラ味やチョコ味のアイスクリーム
- 牛乳やコーヒー牛乳などの乳製品
- メイプルシロップやコンデンスミルクなど
ジスロマックを混ぜると苦味が増す食品
- ポカリスエットやアクエリアスなどの経口補水イオン飲料
- オレンジジュースなどの柑橘系飲料
- ヨーグルト(飲むヨーグルト、食べるヨーグルト)
- ヤクルトやマミー、カルピスなどの乳酸飲料
アイスクリームに混ぜる場合は、塊ではなく少し溶かしてペースト状にしてから混ぜると飲ませやすくなります。ジスロマック細粒は、甘みが強くて酸味が少ない食品に混ぜてあげるといいでしょう。
ジスロマックは飲み方を工夫してあげることで、薬自体の苦味を軽減することができます。
できるだけお子さんが飲みやすい方法を探してあげましょう。またちょっとでも飲めたら「褒めてあげる」ことも忘れないようにしましょう。